ときの流れに色あせぬもの

緑のふるさと協力隊として山形県小国町(おぐにまち)に移住したわたしの1年間の言の葉。その後「循環する暮らし」をつくっていく道筋。

わたしの価値観の変化に対応できないわたし。

こんばんは。

小国町緑のふるさと協力隊の樽川美穂(たるかわみほ)です。

 

ここ最近、これまではやりたかったことが胸を張ってやりたいと言えなくなったり、疑問に思わなかったところに疑問を持つようになったり...。

今までどこか「常識では」「通常は」という目に見えない「社会的感覚」に縛られていた私の思考がとても自由になったなとふと感じるときがあります。

自分の価値観の急激な変化は、とても嬉しいことであるのは確かですが、利益重視の傾向が強い場所で生まれ育ったのわたしにとっては厄介な感覚です。

社会的地位も肩書きという感覚からも解き放たれ、自由に生きようと思う傍ら、周りの人から認められたい、横浜の同級生から「みほちゃんすごい!」と言われたいという欲求がまだわたしの心の中にあります。

正直、大学をでて企業に勤めた友人と比べては、給料をもらわずに生活しているわたしはどうなんだろう...と思うときもあります。

それが、正直なきもち。

だから、次どこに一歩を踏み出そうかを考えるときも両極端です。

堅実に就職してこつこつと自分の仕事や信用を組み立てて行くのか、それとも「生きる」根本を突き詰めて、収入を得ながらこのような生活を続けるか。

そんな悩みをもつ協力隊もいるはず!

既存のやり方にこだわることはしない。キャリアモデルがいなくてもいい。きっと自分だけのライフスタイル(生活×仕事)なんだろうと思います。

こんなことを書いていたら、少しだけ答えが見えました!!!祝

 

小国では、今週木か金にはまた雪が降ります。

雪が積もる前にと雪囲いや畑の始末に皆さん大忙しです。

今日は、カブに土をかけたりかぶ、ねぎの収穫をしました。

カブには、土をかけてからその上に雪が積もると腐らずにひと冬越せるそう。

ネギは、根っこ付きのまま袋に入れ、立てた状態で根っこに土をかけてほどよく日があたるところに置いておくと長く保存が可能だと教わりました。

 

今宵の小国は嵐。

窓にあたる雨がにぎやかです。