ときの流れに色あせぬもの

緑のふるさと協力隊として山形県小国町(おぐにまち)に移住したわたしの1年間の言の葉。その後「循環する暮らし」をつくっていく道筋。

いま書きたいことをいま書く。

こんばんは。

小国町緑のふるさと協力隊の樽川美穂(たるかわみほ)です。

 

今日は、考えがまとまらないので(来月の広報おぐにの記事がかけません(;゚Д゚)!)、今思っていることをごちゃごちゃと書こうと思います。

私は、言葉が好きで自分の微妙な気持ちを伝わるように表現するために長い説明を加えて話すことが多かったです。大学や前職では、相手を説得するために結論の裏付けを明確にして伝えることがとても重要でした。

でも小国に来て、生活して、そんなのどうでもよくなりました。

おいしいときはおいしい。嫌ならやらない。これぞってときにはとことん頑張る。

それでいいんですよね。

そんなことを考えるなか、年末に南陽市のりんご農家さんとお茶を飲みました。

その方に、主演が阿部サダヲさんで映画化もされた「奇跡のリンゴ」という本を紹介されたので、読み始めました。

本当にはじめの方しか読んでいないのですが、気に入った言葉があったので、紹介します。

 

ひとつのものに狂えば、いつか答えに巡り合う。

青森県岩木町・りんご農家 木村秋則さん)

 

りんごの無農薬栽培という「絶対不可能」を可能にした農家という言葉がこの本の副題になっています。

 

小国での協力隊もあと2ヶ月をきりました。

いつもどんなところでも組織とか利益とか建前とかいうしがらみがついてくる。

でも、そのしがらみがせっかくの人のいいところをつぶしてしまう。どんな場所でも、公私問わずに、組織とは、集団とはそういうものなんだなと思いました。

あとは、みんな 都会>田舎 の方程式を無意識につくりあげているけど、本当にすごい人は、どちらにいても力を発揮できる。力のない人は、チャンスや刺激の多い都会で勝負したほうがいい。

そんなことを考えながら、協力隊卒業後について考えています。

私のすむ小国の叶水地区では、我家の1階が隠れるくらいまで雪が積もりました。

写真は、横川ダムの湖面に映る雪山。

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