ときの流れに色あせぬもの

緑のふるさと協力隊として山形県小国町(おぐにまち)に移住したわたしの1年間の言の葉。その後「循環する暮らし」をつくっていく道筋。

なまいき論


こんばんは。

この週末は久しぶりに大切な言葉をプレゼントしてもらいました。

地域と生活とビジネスとお金と..いろんなことを考えてながらデザインをしなければならないのだけれど、結局は...
「誰かに喜んでもらうため」に過ぎなくて。
でも自分の生活があってご飯を食べなくちゃ生きていけなくて、年金を払わなければ老後生きていけないかもしれない。
考えることがたくさんあって頭がごちゃごちゃなんだけど、やっぱり誰かに喜んでもらって自分も嬉しくなれば、それでいい。
それがシンプルな答えで。

そんなことをむやみに伝えても所詮理想だとか、考えが甘いとか、生活していくためにお金をもらわなければとか。それは分かっているし、デザインをしてお金はもらうんだけど、その根底には前提となる伝わりにくい想いがある。

その想いを体の中から分かっている人と話すことができました。
「話せばその人の心には届くんだ」とほっとして安心してうれしくて。

その人からは、
「もし、自分が住んでいない土地からデザインの依頼が来たら、そこに少し住ませてもらってからデザインをしたい。」
という言葉をもらいました。
うんうん、そうだよそうだよと心があたたかくなりました。
そう思ってデザインをやっている人がいて本当によかった。

わたしもできることならバックパックを背負いながらそんな風にしたい。効率を考え、人件費という概念を取り入れるなら大赤字なんだけど、そうするのが一番理にかなっている。

まだまだデザインのデの字もできないわたしが生意気を言っていますが、この想い消さないように、大切に大切にあたためて明日からまたがんばります!