ときの流れに色あせぬもの

緑のふるさと協力隊として山形県小国町(おぐにまち)に移住したわたしの1年間の言の葉。その後「循環する暮らし」をつくっていく道筋。

山形県小国町からブタのお肉が届きました。

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このブログを更新したかったのにもう2週間も経ってしまいました...

3月3週目の週末のことです。

 

協力隊のときからお世話になっている広一さんととも子さんが育てたブタが届きました。

とも子さんは、小国町にいたときのわたしの生活の師匠です。

23才のとき、1人で山形に来て農業を軸に生活しています。

このご家庭では、秋になると子ブタを飼い、大体2月から3月にそのブタをお肉にし1年間、すこしずつ料理に使います。

スーパーのお肉はほとんど買いません。

 

届いたダンボールの中をみると、ブタの骨も入っていてそれを煮て野菜の豚骨スープを作りました!

時間をかけて料理をし、ブタのいのちやそういう暮らしをする人たちに想いを寄せた時間でした。

食べたときには、いつものように目をつむって味わったんだけど、脂身が甘くて身体に染みていく感じがしました。

食べることって不思議です。

ちゃんといのちがめぐりめぐっている。

毎日の忙しさに感情を盗まれず「少しでも多くの人が、ご飯を食べたときにそのいのちが体の中に染みていく感覚を感じられますように。」

そう思った夕食でした。

 

p.s.今年のブタさんの名前は、ナナシだそうです。(名前はつけていないと聞きました)