ときの流れに色あせぬもの

緑のふるさと協力隊として山形県小国町(おぐにまち)に移住したわたしの1年間の言の葉。その後「循環する暮らし」をつくっていく道筋。

みず。

こんばんは。

小国町緑のふるさと協力隊の樽川美穂(たるかわみほ)です。

 

わたしが住む小国町大石沢部落の水道の水は昔、大石沢の人たちが山からひっぱってきたもの。山からの水が水道から使えることは、私の中でも自慢でとてもありがたいことでした。

しかし、3日ほどまえから大石沢の家庭の水がでなくなりました。(現在は通常通りになりました)水道がでなくなった日は、吹雪で寒い日でした。

ご飯も炊けず、食器も洗えず、トイレも流せず、お風呂も入れない。

歯さえ磨くのもいつもより不便な状態でした。

これまで、何をするにも「水」が関わっていたのだと実感。

幸い低い位置にある我家では、水が少しだけ出たり、トイレは問題なく流せたりはしました。

山にある元の部分には吹雪の中、原因を調べに行ったり、直しに行ったりしてくれた方がいました。

どこに元があるのかも知らない、きっと手伝いに行っても足でまといになってしまう状況に少し心が痛みながら、自然に近いところで生活しているんだと再認識しました。

 

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TPPへの参加表明、減反制度の廃止等農政が大きく変わろうとしている中、小国で百姓をする人が集まって勉強会を企画しています。

大変しあわせなことに私も広報・記録係としてはめてもらっています!!!

チラシ作りをしているのですが、打ち合わせをして内容やクリエイティブをつめる段階で普通なら電話でのやり取りなのですが、呼ばれたらパソコンを手に持ってすぐにその人のところに行き、直接話ができる。

今私がやっているのは、仕事ではないのですが、電話がかかってきたらすぐに行ける距離と企業に入り時間を拘束されない身分にとても心地好さを感じました。

チラシが完成したら公開します(ノ∀`)