ときの流れに色あせぬもの

緑のふるさと協力隊として山形県小国町(おぐにまち)に移住したわたしの1年間の言の葉。その後「循環する暮らし」をつくっていく道筋。

うめぼし

久しぶりの更新です。
1年間の山形県小国町での暮らしを経て、5年が経ちました。

「循環型の暮らし」にシフトしていく最中、
どんな暮らしがしたいのかを整理・表現していく場として
再びこのブログを書いていきます。
まずは、都会暮らしでも季節や生き物の変化を感じたくて
昨年6月。梅しごとの時期にうめぼしを作りました。

たった40粒とすこし。
そのときの未公開文章を投稿します。

 

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「村の宝です」と奈良県下北山村から送ってもらった完熟梅の梅干しが
9月下旬に出来上がって大切な人たちに食べてもらっています.

玄関のチャイムが鳴って届いた梅たちは
ダンボールを開けなくても甘いにおいをぷんぷんさせて
遠路はるばる樽川家にやってきました

それから、急いで洗いました
洗い終わると梅たちがシャワーを浴びて
さっぱりしているように見えて可愛かったのが
梅しごとの時期。

それから、
梅酢がうまくあがらずに心配したけど、
カビることなく、育ちました

今年の夏は、湿気が多かったので空と相談しながら、干す日を決めて
4日の天日干し。

傷つけないように梅を優しくさわることや
カビていないか毎朝毎晩梅のビンをみることや
もう干していいかなと空に相談すること

 

どんなときも
自然とつながっている感じがして
心から幸せな気分が湧き上がってくる


この作業を日常のこととしてやって来た

おばあちゃんや
ひぃおばあちゃんや
ひぃひぃおばあちゃん

そんな人たちの暮らしに少しでも近づいていけるように

人間には介入できない次元で変化する

このうめぼしたちを

見守って行きたい

 

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干すまえ

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シャワーのあと(完熟)

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干している