ときの流れに色あせぬもの

緑のふるさと協力隊として山形県小国町(おぐにまち)に移住したわたしの1年間の言の葉。その後「循環する暮らし」をつくっていく道筋。

小中学生の山村留学~小国町(山形)叶水~

わたしが協力隊として1年間お世話になり、今も密かに行っている山形県小国町の叶水地区。

ここには、全校生徒約15人の小中学校があります。人数が少ないからみんなが主役。

大人は車でしか通らない山道を近所の子どもが数人集まって歩いて登校します。

 

わたしが叶水にいた頃、一緒にワラビ採りに行きました。

誰が一番ワラビを採れるのか競争したら、中学生は10kg以上採るし、小学生だって採っているのに、当時23歳のわたしも3kgくらいでした。

脱いだ靴は、いつの間にか揃えられているし、虫とか雪のこともよく知っていて、わたしの知らないことをたくさん教えてくれました。

そしてここでは、集落に住む90歳以上のおじいちゃんと7歳の子どもが一緒に同じ校歌を歌っている。地域とともに年を重ねた小中学校です。

 

そんな地域で、山村留学というプロジェクトが再開されました。

山村留学とは、一定期間地域にホームステイしながら、その地域の小学校に通い、生活をするもの。全国でもいくつかの地域で実施されています。

受け入れには、1.子どもがひとりで留学する「里親方式」と2.家族みんなで移り住む「家族移住方式」があるようです。

詳しくは、リンク先に行って、気軽にお問い合わせしてみてください!

 

小国町東部地区山村留学プロジェクト 『叶水においでよ!』

 

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